さて、前回書きましたとおり、雨に祟られ1日滞在を伸ばした私は時代劇ファンの本能のままに(笑)、翌日柳生の里を目指しました。
道中の写真はありませんが、やはり山国ですのでそれなりに上り坂だらけでした(^^;
ま~、帰りは下りの比率がやたら高かったので楽でしたけどね~
で、そんなこんなで柳生に到着です
下の写真、かなり見えにくいですが枯れた老木がうっすらと見えますでしょうか?
十兵衛杉と言いまして、かの柳生十兵衛が植えた杉だそうです。
ただ、樹齢350余で落雷にあって枯れてしまったそうです。
近くまで行こうとしましたが、周りが墓地でしたので流石に自転車抱えてうろうろするのは避けました(^^;
観光シーズンでもないので、他に余所者いないんじゃないかってな感じの街の風景。
柳生家家老屋敷が残っているってんで、フラッと寄ってみました。
…いまだにMUSASI(昔やっていた海老蔵主演の大河ドラマ)のポスター貼っとるんかい、おい(汗)
武家作りの素朴な屋敷がなんとも寝ころびたくなる誘惑を醸し出します(笑)
もともと作家の山岡荘八氏の所有だったのが、お亡くなりになった後に奈良市寄贈されたそうです。
個人的に気に入った空間が天乃石立神社とそこにある一刀石でした。
写真だとあまり雰囲気が伝わりませんが、巨石が3つ位ごろんと鎮座している不思議な神社でした。
当然、私一人だけしかいない分なんとも静かでして。
神社の奥には、柳生石舟斎が修行中、天狗と試合をし、天狗と思って切り捨てたらこの石だった…という伝説のある一刀石が、これまたゴロンと。
周りに人の気配がないのと、まわりがコケや木立の関係でしょうか青みがかった光にボンヤリ包まれているので、不思議な空間が醸し出されていました。
なんとも…ホントに天狗か妖精でも出てきそうでしたな~。
さて、あとは他に誰もいなさそうな食堂で(笑)昼飯を腹に入れて、のんびりと宿まで帰った次第です。
これにて私の奈良ポタリングの報告は終了であります。
また、時代劇な匂いがする土地を選んで(笑)、ふらふらするつもりであります。
ま~、それよか問題は11月のやんばるセンチュリーですが…(^^;
それではまた明日の朝練でお会いしましょ~。
本日の書き手は“休暇中のネタで3回引っ張った”五十嵐でした~。